圧倒…。
超絶画力と脳みその良さというか探求がああさせるのだと思うけど、本当にすごかった…木版が多いのでほとんど白&黒の世界、グレーさえないのにすごい表現力で、どうやって版を作ってるのか全く分からない。3色刷りみたいなやつは頭が混乱した…。(もちろんリトグラフとかもあるのだが好きなのはやはり木版だった。二値化の世界ということで漫画表現に通じるものも感じた。…はっきりしたベタとはっきりしたホワイト、中間色の表現は、こんな末端絵描きにも参考にすべきところがあった)
エッシャーっていえばだまし絵ってなっちゃうけど別にだますべくして描いたわけじゃないし数枚しかないのね。「言葉」とか「昼と夜」とか圧倒されました…
去年は同じ日にバベル展に行ってて圧倒されていて、今日はそういう日なのだと思うことにします。エッシャーもボスの影響受けてるのね。面白い。
このあとファミレスでコミケの本のことについて話す。
私には画力がないが当たり前のことなのだからがんばるしかないと、そこに集約されてしまうのだが辛いものがある。でもがんばるしかないしがんばってる間に他の人はもっとすごい速で行ってしまう。
最近こうやって話がぐるぐるしてておばあちゃんかよって感じでまあ老害なのですが、この辛い気持ちを抑えることができるのを自分は知っている「やる」のだ。
しかし「やる」と別の問題が発生して嘔吐してしまう。結局嘔吐だ。
生きるのは苦しい。だけど楽しいだけの人生なんて嫌だから。がんばるしかない。